心を高める、経営を伸ばす

KONEN corporation.のブログ

役割と守備範囲

日本代表がワールドカップ出場を決め、本選に向けて様々なテストを実施しています。

 

来月には欧州遠征でベルギーやブラジルと言った強豪国との対戦が控えているようです。サッカー好きにはたまらないですね。

 

サッカーにおいて、与えられる役割を果たすことは勝利するための至上命題です。攻撃面での役割、守備面での役割を考えながらプレーする必要があります。

 

人生においても同じことが言えるのかもしれないと最近考えていて、特に守備範囲について考えるようになりました。

 

フォワードの選手がゴール前まで戻って守備をすることも大事ですが、守備範囲を広げ過ぎた結果体力を消耗し、大事な場面で攻撃に参加できない・・・となると本末転倒です。

 

人生や仕事に於いても、自分が責任を負うべき事柄、見送る仕事など様々な決断を迫られます。

 

「若い内は買ってでも苦労をしろ」という言葉が私は好きですが、本業や自身の役割を全うできないままに守備範囲を広げても迷惑をかけてしまいます。

 

このバランスが難しいですね。

 

 

やりたいこと、やれること、やるべきこと、やらなければいけないこと、、、色々なボールが、パスが飛び交う中で自分自身が受け取るべきボール、パスはどれかしっかり判断する千里眼を鍛える必要があります。

 

人生や仕事における役割と守備範囲、、、少し冷静に考えてみたいです。

 

稲盛塾長からは、そんな理屈をこねずに我武者羅に働け!!と喝を入れられそうですが、、、!

一燈照隅@薬師寺和夫

去る10月6日に第10回目の一燈照隅が開催されました。

 

15人目となったゲストは30年来窯業に携わっていらっしゃる薬師寺和夫さんでした。

 

薬師寺さん作品f:id:konencorporation-2013:20171010120731j:plain

 

 

30年前、窯業を志した19歳の頃から、

50歳を迎える現在に至るまでの時間軸を

ご紹介いただきながら、

 

その当時悩んでいたこと、考えていたことと

50歳になった今考えていること、心の置き方など

お話しいただきました。

 

個人的に心に響いたのは、30代はパワーがあり、

やりたいことも、できることもたくさんあって、

その分悩むことも多かったという薬師寺さんが

50歳を迎える今の心境。

 

「50歳になると、ご飯もお酒も仕事もたくさん量を取ることができくなるけど、その分自分に必要なものやことが見えてきたり、感じることができるようになる。仕事についてもやるべきことが掴めてきて、より本質的なものを追い求められるようになった」

 

ということをおっしゃっていた。

 

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私は今33歳。薬師寺さんがおっしゃる通り、人生について、生き方について悩むことが多い。それも一つの成長過程で、50歳になった時にまた新しい局面に辿り着けるんだろうというある種の安心感を得られた気がしました。

 

 

この日は薬師寺さんの作品に囲まれ、coffee5さんも特別に薬師寺さんの作品での珈琲提供。参加者の皆さんも薬師寺さんの作品に触れながらのトークセッション、満足いただけたかと思います。

 

ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。

 

(20年以上薬師寺さんの作品と共に生活されている方や、10年以上前からアクセサリや器を愛用していらっしゃる方など、多くの方がお越し下さっていました。)

 

現在薬師寺さんは~10月22日までcoffee5にて個展を開催中ですので、この機会にぜひ手に取って心で感じてみてください。

 

 

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肩の力を抜く

物事にはちょうどいいテンションがあるということを最近改めて感じるように心掛けています。

 

ギターは、テンションを高め過ぎれば弦は切れ、ネックは反り、いい音は出ません。

きつすぎず、ゆるすぎず、適度な丁度いいテンションでなければギター本来の音、輝きを発揮しないのです。

 

人間も同じ様にちょうどいいテンションがあるはずです。

肩に力が入りすぎていては、本来の力を発揮できません。

 

ただ、安きに流れやすい心を持つ我々は、

丁度いいテンションに甘えてつい緩みがちになってしまいます。

 

ここのさじ加減がまた難しいですね。

 

 

今月10月は肩の力を抜き、ちょうどいいテンションで今まで以上の成果を出せるように心掛けてみたいと思います。

幸せは足元に眠っている

先日購入した書籍が届いた。

 

ダイアモンドを探せ ラッセル・コンウェル

 

いわゆる自己啓発本ではあるが、長年愛されている書籍らしい。

 

当たり前のことを書いてはいるものの、当たり前なことほど忘れてしまいがち。足元に、今いる場所に宝物が眠っているよ。今、幸せなんだよ。というメッセージを受け取った。

 

日常の生活の中で忘れてしまいがちなこともあるし、隣の芝生を見て羨ましがるのではなく、自分のいる場所が自分が輝き、幸せになれる場所だということをもう一度再認識したいと思う。

 

大好きなザ・クロマニヨンズの歌にもそんな言葉があったな。

 

夜空の星よりも今ここにあるもの。

明日見えるものは今は見えないもの。

 

 

今ここにある幸せを十二分に感じながら、輝き続けたい!

まちを変える!ではなく、雰囲気を作っていく

経営コンサルタントとして、実家の家業の経営と佐伯内のクライアント企業の経営を高めていくことと平行して、まちづくり的な活動も実施しています。

 

 

最近感じたことを書き残しておこうと思います。

 

佐伯のまちに対して、自分自身がこれから先の人口減少、少子高齢化、経済衰退などの将来を想像し、何とかいい方向へ変えなければならない!と躍起になっていたように思います。

 

何かを「変える」というのは、立場的に不利な状況に立たされた人が行う行為なのではないかと最近、考え始めるようになりました。

 

個人的にサッカーが好きで、サッカーに人生哲学を見出す癖があるのですが、サッカーでも流れを変えよう、雰囲気を変えようと思う瞬間と言うのは、良い時ではなく流れが悪い時に実行する手段だと思います。

 

今ある淀んだ空気や流れを「変える」ために、声掛けをしたり、ボールを落ち着かせようとしたり、色々な手段を講じます。空気や流れを変える必要がある状況を生み出す前に、自分たちの意図する流れを「作る」ことが大事です。

 

翻って、流れが良い時は何かを変えるというよりは、自分たちが主導権を握りながら、どうプレイを組み立てていくか、ゴールまでのプロセスをどう「作る」かに集中しているのではないかと思います。

 

まちづくりにあっても、今までは自分自身を追い込んでしまっていて、変えなきゃ!変えなきゃ!と勝手に肩に力が入りすぎて、自分たちの意図する流れを作ろうとしていなかったのではと気づいたんです。

 

太鼓を叩くとき、ギターを弾く時、ボールをトラップする時、シュートする時・・・どんな状況でも力んで肩に力が入っていてはいいパフォーマンスを発揮できません。

 

物事にはそれぞれに適度な緊張感、テンションがあります。

 

肩の力を抜いて、周りを良く見て、「変える」ための努力ではなく、自分たちのスタイルを貫ける空気、流れを「作る」この視点、スタンスがとてもしっくり来ました。

 

どちらかと言うと今まではガチガチに力を入れて、ルックアップせず、足元にボールが来ても勝手にあわててミスをするような・・・良いパフォーマンスを発揮できる状況でなかったように思います。

 

 

いい意味で、ある程度力を抜いて、リラックスし、自分たちの作りたいものにフォーカスしていく・・・そうすれば自然と良い流れが生まれ、まちも人も自分たちの意図する方向に進んでいくんじゃないかと思っています。

 

「変える」ではなく「作る」

 

言葉遊びの様で、僕個人にはなんだか目からウロコの大発見の様な心地がしています。

 

積極一貫 、 能力を未来進行形でとらえようと思います。

6月も残り3営業日となりました。
大きなイレギュラーなく今月も終わろうとしています。

6月に入り、慌ただしく日々が過ぎています。
この忙しい日々を乗り越えながら、未来に待っている
成果を楽しみに苦しい今を乗り越えていこうと思います。
6月を越えれば、個人事業主は半期が終了。
来期が少しずつ見えてくるタイミングに入ります。

来期は今期以上に大きな夢と目標を描き、成長を
実感できる一年にします。

自社の繁栄だけでなく、クライアント企業の発展は
もちろん一燈照隅や大集合イベントなどの地域貢献に
加えて、新規事業の立上げも控えています。

今の自分にこれが実現できるだろうか・・・不安
になる瞬間もありますが、恐れや不安はなげうって、
積極一貫で能力を未来進行形でとらえようと思います。

耐え忍んで、大きく見える壁を乗り越える努力を続ける
中で成長が果たされるのだと信じています。 日々の一歩一歩は苦しいですし、こんなこと続けていて
いいのか・・・と悩むこともありますが、人として生まれ
生きている以上、発展を望み続けることで成長し、発展を
やめてしまえば、成長はそこで止まり、逆に退化が始まる
と言われています。
挑み続けることが成長に繋がりますので、来期も大きな夢
を描き、目標を追いかけ、苦しい状況の中でもう一回りも
二回りも大きくなれるように努力を続けます。 積小為大。
コツコツと積上げながら大を為します。

盛和塾例会

昨日は盛和塾大分第244回の例会でした。

 

毎月1度、ソウルメイトの皆さまと一緒に

フィロソフィを学ぶ場です。

 

日々の仕事に取り組む中で、少し弱った

自分の心根をしゃきっとフル充電させて

いただける場です。

 

昨晩のテーマは高収益企業である必要性について、

稲盛和夫塾長の2014年当時の講演DVDを拝聴

しました。

 

税引前利益率で最低でも10%はなくてはいけない。

創意工夫の連続で利益率を高めていこう。

 

メーカーの方々に向け、塾長が心高まるメッセージをお送りしていました。

 

「人間の労働とは、もっと価値のあるものであるはずだ」

「それだけの価値を社会に生み出しているはずである」

 

また、高収益に慣れないのは、経営者が描く心が原因だともおっしゃっています。

 

「10%は厳しい」「それは無茶だ」と思っていれば、心はそれを現実に現す。だからこそ「できる」「実現する」「やってみる」という積極的な心で経営にあたろうと。

 

税金を治めたくないから節税対策として賞与を出したり、経費を使ったりとしていることは、翻って売上を伸ばしたくないという気持ちにもつながるため、成長を阻害する危険な要因だともおっしゃっています。

 

しっかり稼いで、しっかり納税する。このスタンスがひいては日本を強くする。

 

___________

 

 

本当に力強いメッセージを発しておられ、画面越しにも熱をエネルギーを存分に感じました。

 

経営の、人生の、難局に立ち向かうエネルギー!!をいただきました。

 

 

今日は佐伯の同志と大分でトークセッション。

楽しみで仕方ありません。